2006年04月29日

【タッチ・オブ・スパイス】(2003) 「絵葉書にスパイスを・・・」


【キーワード】
『料理』 『初恋はどんな色?』 『家族という絆』

■人生は料理と同じ。
 深みを出すのは
 ひとつまみのスパイス。

【評価】★★=2点 ☆=1点)
タッチ・オブ・スパイス
7歳の頃に別れてから40歳になるまで、祖父と一度も会うことのできなかったファニス。
そんな祖父がやってくる当日に重い病で倒れたとの連絡が入る。
1959年、トルコのイスタンブールでスパイス店を営む祖父と暮らす幼いファニス。
祖父はファニスにスパイスの様々な効能と人生の全てを教えてくれた。
ファニスの心は祖父と過ごした幼き日々を思い出していく。


物語は料理のように”前菜”、”メイン・ディッシュ”、”デザート”に分けられて語られます。

印象的なところ・・・。ぴかぴか(新しい)
●幼きファニスと別れる際に踊るまねをするサイメ。
※楽しかった2人の思い出が浮かんできます。
●祖父が会いにこれない理由を語るファニスの父。
※ファニスのお父さんの涙と語る言葉に、胸が熱くなりましたもうやだ〜(悲しい顔)
●病気が治って、また元に戻った大叔母さん。
※そのきっかけに爆笑exclamation わーい(嬉しい顔)
●ファニスの呼びかけに答えるかのように動く祖父の手。
※こんな再会なんて辛すぎるふらふら
●ファニスとサイメの二度目の別れ。
※優しく抱きしめるファニスの微笑が辛いもうやだ〜(悲しい顔)

残念なところ・・・。むかっ(怒り)
●いまいちファニスが救われていない感じ。

ギリシャではすごく人気の高い作品だったらしいのですが、
日本人の私には戦争やそこらへんが難解でした。


最初は少年と祖父の料理を通した家族愛かなって思っていたら、
以外にも初恋揺れるハートが絡んできました。
屋根裏部屋で遊ぶサイメとファニスが良かった。
歳月が流れて再会したのにサイメの夫があの人物にはちょっと驚き。
ファニスとサイメがいけない関係になってしまうのかなってちょっぴりドキドキ、でもワクワク。
だから駅構内でのサイメとファニスのシーンが切なくて、心苦しくなってしまいましたふらふら
「振り返るな、ホームで振り返ると再会の約束になる。」
この台詞があったからこそサイメの娘が振り返って微笑むシーンが一段と素敵になりました。


設定が好きな感じだったのですが、生かしきれてなかったと思います。
やっぱり祖父と再会させてほしかった。
せめて病院でファニスに看取られながら安らかに眠ってほしかったです。
ファニスと祖父との家族愛をもっともっと描いてほしかったのに・・・。
ファニスと祖父よりもファニスとサイメの物語が最後には印象強かったな。


それにしてもスパイス料理の魅力を感じさせてくれた作品でした。
絵葉書にスパイスの匂いをつけるのなんて、ちょっと真似てみたくなりました。

【上映時間】107 分
【製作国】ギリシャ
【主な出演】
  ジョージ・コラフェイス:ファニス
  タソス・バンディス:祖父ヴァシリス
  マルコス・オッセ:ファニス(少年時代)
  バサク・コクルカヤ:サイメ
  イエロクリス・ミハイリディス:サヴァス
  レニア・ルイジドゥ:ソルタナ
【監督】タソス・ブルメティス
【脚本】タソス・ブルメティス
【公式サイト】http://www.gaga.ne.jp/spice/
posted by レオン at 03:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 【洋画た行】

【星になった少年】(2005)「カンヌ受賞の演技に注目!」


【キーワード】
『実在、事実の物語』 『家族という絆』 『鳥・魚・動物・その他』

■僕は、夢に生きる。

【評価】★★☆=2点 ☆=1点)
星になった少年
小川哲夢の家は片田舎で動物プロダクションを営んでいた。
ある日、母の佐緒里が象の”ミッキー”を購入し、そして哲夢は象の声が聞こえたと言い、
心を通わせていく。
その後新たにやってきた小象”ランディ”は訓練を受けていないため、
なかなか言うことを聞かなかった。
そして哲夢は”象使い”になるため、タイに旅立つ。
日本人初の”象使い”となり夭逝した少年の実話を基に描かれた物語。


カンヌ史上最年少で最優秀男優賞を受賞した柳楽優弥主演作品。
実話って部分と常盤貴子に惹かれて観ちゃいました。

印象的なところ・・・。ぴかぴか(新しい)
●佐緒里の号泣シーン。
※一緒に号泣しちゃいますねもうやだ〜(悲しい顔)
●棺おけに寄り添うランディ。
※象にも哲夢の想いが伝わってますねふらふら
●哲夢の事故どんっ(衝撃)を察知した象の叫び。
※仲間の危機を察知したんでしょうね。
●”象使い”のアイテムを哲夢の弟に渡すランディ。
※ランディの気持ちがメッチャ伝わってきましたもうやだ〜(悲しい顔)

残念なところ・・・。むかっ(怒り)
●ランディと哲夢が心を通わせていくシーンが少なすぎ。
●象使いの修行の大変さがイマイチ伝わってこなかった。


久々に常盤貴子の演技を観ました。
やっぱり良い演技してくれますねわーい(嬉しい顔)
それにしてもあの常盤貴子も母親役をやっちゃうんですものね。
”母親”ってイメージがないから妙な違和感がありました(笑)
話題の柳楽優弥は魅力的でした。
彼の今後の作品に注目したいし、良質の作品に出演してほしいですね。


ストーリーや設定は良かったのですが、イマイチ盛り上がりに欠けた感じがしました。
まあ実話を基に作成してあるからしょうがないのでしょうけどね。
個人的には”象使い”の部分に比重を置いてほしかったような気もします。


せっかくタイで修行してきたのだから、ランディと哲夢が仲良くなっていくシーンが、
あったら良かったのですが・・・。
途中で哲夢がお母さんと調教のことで言い合うシーンがあったのですが、
なんか乱暴な言い方でワガママな感じを受けました。
もっとランディのことを本当に心配している雰囲気を感じさせてくれていたら、
より哲夢に感情移入できたのでしょうけどね。

予告編での佐緒里の号泣シーンがメッチャ印象に残っています。
だから本編で実際にそのシーンを観たときには、こっちも涙が流れてしまいましたもうやだ〜(悲しい顔)
またなぜ哲夢が”象使い”になることを望んだ理由を知ったときは、
お母さんだけでなく、私も心が震えてしまいましたねふらふら

ラストシーンも良い感じるんるん
かつてのタイの仲間が小象に”テツ”と名前をつけて育てているのが良かった。
テツの魂が小象になって幸せになっている余韻が残りましたわーい(嬉しい顔)

【上映時間】113 分
【製作国】日本
【主な出演】
  柳楽優弥:小川哲夢
  常盤貴子:小川佐緒里
  高橋克実:小川耕介
  蒼井優:村上絵美
  倍賞美津子:藤沢朝子
【監督】河毛俊作
【製作】亀山千広
【原作】坂本小百合『ちび象ランディと星になった少年』
【脚本】大森寿美男
【音楽】坂本龍一
【公式サイト】http://www.randy-movie.com/
posted by レオン at 02:37 | Comment(1) | TrackBack(2) | 【洋画は行】

2006年04月27日

【トータル・フィアーズ】(2002) 「モーガン・フリーマン最高!」


『CIA』
■20万人が一瞬の閃光とともに消滅した――。
 合衆国本土での核爆発!
 未曾有の惨劇を前に、CIAのジャック・ライアンは最終戦争勃発を回避できるか?!

【評価】★★★☆=2点 ☆=1点)
トータル・フィアーズ
ロシア大統領の急死し、アメリカ政府にとって無名同然のネメロフが新大統領になった。
唯一次期大統領だと進言していた若きCIAアナリストのジャック・ライアンは、
キャボット長官の助手としてロシアへ飛ぶ。
調査の結果、ときすでに遅くアメリカに核爆弾が持ち込まれていた。
そして核爆発によって何十万の命が奪われたことにより、
ロシアとの全面戦争へカウントダウンが始まる。
さまざまな思惑で動く両国の狭間を、最悪のシナリオを避けるためジャックが立ち上がる。


レッド・オクトーバーを追え!』『パトリオット・ゲーム』『今そこにある危機』に続く、
トム・クランシー原作の”ジャック・ライアン”シリーズ第4弾!
ジャック・ライアンといえばハリソン・フォードが有名ですよね。
だけど今回は若返って、ベン・アフレックが演じてます。


印象的なところは・・・。ぴかぴか(新しい)
●核爆発どんっ(衝撃)
※すごい迫力exclamation 一気に緊張感が全開です。
●キャボット長官の最期。
※最期にジャックの恋人の心配までするキャボットに胸が熱くなりましたもうやだ〜(悲しい顔)
●両大統領のメッセージ交換。
※言葉の駆け引きにハラハラしました。
●ジャックに会いに来たグルシュコフ。
※キャボット長官との友情を感じました。
※キャシーへの婚約祝いのプレゼントには思わずニヤリわーい(嬉しい顔)
 

残念なところは・・・。むかっ(怒り)
●大統領だけ救出して長官をほったらかしにしているのはどうかと思うぞ。
●核爆発のあんなに近くだったのに、なんで大統領は無事なんだろう??

ジャック・ライアンシリーズはこれで全部観ました。
だけど実際は過去3作品はかなり昔に観たので、ほとんど記憶に残っていません(笑)わーい(嬉しい顔)
だけどハリソン・フォード=ジャック・ライアンのイメージが植え付けられていて、
主役交代にがっかりして食わず嫌い状態で、今頃観てしまいました。

もっとアクションexclamation×2してるのかなって思ったのですが、なんか社会派ドラマって感じでした。
前半はとにかく可もなく不可もなく、「こんなものかな」って思っていたのですが、
核爆発してから驚愕して、ハラハラドキドキの展開に一気に引き込まれちゃいましたよ。
実際、アメリカで核爆発した作品ってありましたっけ?
だから今作品も爆発すると思っていなかっただけに、ビックリしました。


今作品では平和を維持することの難しさ、そして裏の世界で知力・体力を
駆使して戦う人物達もいたのだということが上手に描かれていたと思います。

アメリカ大統領とその側近達の無謀ぶりにハラハラしました。
逆にロシア大統領のほうが、冷静に分析していた感じが好印象。
おいおい、どっちが悪者かわからんぞって状態(笑)わーい(嬉しい顔)

ラストの流れも大好きでした。
オペラの歌声をバックにきちんと物語を集約し、
黒幕たちにもキッチリ決着をつけているのも良かった。

さてハリソン・フォードからベン・アフレックにバトンタッチとなったのですが、
ハリソン・フォードのイメージに勝つには、もう少し演技力を・・・って感じですね。
モーガン・フリーマンの好演のほうが印象強かったですからね。

はたしてジャック・ライアン=ベン・アフレックは続くのですかね。
それにしてもこんなにもジャック・ライアンの物語が良いとは思っていませんでした。
もしかすると過去3作品を観た当時の私の年齢が若かったために、
その良さに気づいていなかったのかもしれませんね。
機会があれば過去3作品をもう一度見直してみたいです。
個人的にはストーリーが良かっただけに、
ぜひ”ジャック・ライアン”シリーズの新作を作ってほしいです。

【上映時間】124 分
【製作国】アメリカ
【主な出演】
  ベン・アフレック:ジャック・ライアン
  モーガン・フリーマン:ウィリアム・キャボット長官
  ジェームズ・クロムウェル:ファウラー大統領(アメリカ)
  リーヴ・シュレイバー:クラーク
  マイケル・バーン:グルシュコフ政治顧問
  シアラン・ハインズ:ネメロフ大統領(ロシア)
  ブリジット・モイナハン:キャシー・マラー女医
【監督】フィル・アルデン・ロビンソン
【製作】メイス・ニューフェルド
【製作総指揮】トム・クランシー/ストラットン・レオポルド
【原作】トム・クランシー『恐怖の総和』
【脚本】ポール・アタナシオ/ダニエル・パイン
【音楽】ジェリー・ゴールドスミス
posted by レオン at 22:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 【洋画た行】

2006年04月25日

【世界で一番パパが好き!】(2004) 「子役の名演技に拍手」


【キーワード】
『家族という絆』 『子役』 『カッコよくてもダサくても、偉大なる親父』

■すべての女の子の
最初の恋人はパパです――

【評価】★★=2点 ☆=1点)
世界で一番パパが好き!
NYで暮らすオリー・トリンキは音楽業界の敏腕宣伝マン。
そんな彼が愛した最愛の妻が出産直後に急死してしまった。
悲しみを忘れるため仕事に没頭していたオリーは、大事な仕事でミスをして職を失ってしまった。
父親のいるニュージャージーの実家に戻ってきたオリーは、
娘ガーティのために良い父親になることを決意した。
それから7年、元気に成長した娘と暮らす日々の中、仕事に対する自信を取り戻したオリーは、
もう一度NYで音楽業界を舞台に活躍したいと思いだす。


あのベン・アフレックも父親役をやっちゃうんですよねー。わーい(嬉しい顔)

印象的なところは・・・。ぴかぴか(新しい)
●ウィル・スミス本人登場exclamation
※ホントに出演するとは思っていなかっただけに、爆笑しちゃいましたわーい(嬉しい顔)
※わずか数分で主役を喰っていましたね。
●オリーとマヤを座らせて問い詰めるガーティ。
※同じ台詞でガーティを説教していたオリーのシーンがあっただけに爆笑でしたわーい(嬉しい顔)
※この一件を取引の材料にしちゃうのも笑えましたね。
●一人で死ぬことを寂しがるバート。
※おじいちゃんの寂しさが胸に染みこんできましたもうやだ〜(悲しい顔)
●学芸会で『キャッツ』の”メモリー”連発。
※あまりの人気ぶりにちょっぴり笑えましたわーい(嬉しい顔)
●店の奥で涙するマヤ。
※哀しい反面、バックがアダルトビデオなのは笑えましたわーい(嬉しい顔)

残念なところは・・・。むかっ(怒り)
●音楽業界の敏腕宣伝マンという凄さをイマイチ実感できなかった。
※住民を説得するシーンが凄さを感じる唯一のシーンだったのに、アッサリと流しちゃってるしね。
●マヤとオリーの出会い。
※もう少しロマンチックにできなかったのでしょうか?


家族の物語は個人的に好んでおり、
さらに父親&娘の物語ならばなおさらって感じるんるん
でもなぜかイマイチ盛り上がりに欠けた感じがあり、少々物足りない気がしました。


最も哀しみを誘ったのはやはり愛する女性ガートルードの死でしたふらふら
愛娘の誕生という喜びと同時に襲った突然の哀しみ・・・。
絶対に経験したくないこの状況が、観ていてすごく辛かったですもうやだ〜(悲しい顔)
自暴自棄になるオリーの気持ちもわからなくもないですよね。


注目したのはオリーの父親バート。
時にはダメな息子を助け、時には突き放し・・・、”親父”って感じで好きでした。
そして時々語る台詞に誰よりも家族を、息子を愛しているのを感じさせてくれました。
そしてオリーの愛娘ガーティ。
キュートで可愛かったでするんるん
ワガママを言ってしまうときもあって父親と衝突することもあったけど、
きちんと父親を理解してあげれる立派なお子様でした。
(と言うか父親がダメすぎる??)

リヴ・タイラー
の出演を知らなかったので、画面に出てきたのに驚きました(笑)わーい(嬉しい顔)
ベン・アフレック×リヴ・タイラーって、忘れていましたがあの『アルマゲドン』の2人なんですよね。
再び共演した2人は、ずいぶん軽〜い感じの恋愛揺れるハートしてました。


物語は一気に7年後に飛んでいますが、その7年の間に起こったオリーの
悪戦苦闘な子育てぶりも見てみたかった気がします。

【上映時間】101 分
【製作国】アメリカ
【主な出演】
  ベン・アフレック:オリー・トリンキ
  リヴ・タイラー:マヤ
  ジョージ・カーリン:バート・トリンキ
  ラクエル・カストロ:ガーティ
  ジェイソン・ビッグス:アーサー
  ジェニファー・ロペス:ガートルード
  ウィル・スミス:ウィル・スミス
【監督】ケヴィン・スミス Kevin Smith
【製作】スコット・モシャー Scott Mosier
【製作総指揮】ケヴィン・スミス/ボブ・ワインスタイン/ハーヴェイ・ワインスタイン Harvey Weinstein
【脚本】ケヴィン・スミス Kevin Smith
【音楽】ジェームズ・L・ヴェナブル James L. Venable
【公式サイト】http://www.sekapapa.jp/
posted by レオン at 17:01 | Comment(0) | TrackBack(2) | 【洋画さ行】

2006年04月22日

【ソウ2】(2005)「そしてゲームは続けられる・・・。」


【キーワード】
『プロフェッショナルな犯罪者』 『密室劇』

【評価】★★★☆=2点 ☆=1点)
ソウ2
荒くれ刑事だったエリックも今は内勤を甘んじていた。
そんな彼はある日、猟奇的連続殺人犯”ジグソウ”を追うケリーに呼び出された。
犯人が現場に残したヒントによって”ジグソウ”のアジトで追い詰めることができたが、
アジトのモニターに映る男女8人の中には、エリックの息子ダニエルの姿が・・・。
そう、”ジグソウ”が仕掛けた新たなるゲームの始まりだった。


帰ってきましたよ、あのイタ〜イ映画が・・・。
予算をかけなくてもアイデア1つで良質の作品を誕生させることのできることを示した
あの『ソウ』の続編です。

今回も前作に負けないぐらいのハラハラドキドキ感でした。

印象的なところは・・・。ぴかぴか(新しい)
●新たなる継承者誕生シーン。
※「そうきたかexclamation」と思わされました。
●注射器だらけの穴に落とされるアマンダ。
※先端恐怖症の人にはたまらないでしょうねふらふら
●自分の肉を切るシーン。
※自分の首の後ろが見えないからってその行動・・・、イタすぎますふらふら


残念なところは・・・。むかっ(怒り)
●”ジグソウ”を追い詰める過程があっさりしていたかな?
●エリックとダニエルの親子関係の結論が描かれていないのが残念。
※でも人間ドラマじゃないから仕方がないですよね。
●共通点が見つかり、ダニエルの正体が判明後の駆け引きが欲しかった。
●もっと人間同士の疑心暗鬼や駆け引きが欲しかった。


いきなりのデスマスク(死の仮面)で物語のスタート。
ちょっぴり忘れかけていたソウの世界観が一気に押し寄せてきました。

前作では意外なところから現れた”ジグソウ”が、
今度は彼が追い詰められてからがゲームスタート。
”ジグソウ”とエリックとの対決。
そしてアマンダやダニエルたちのゲーム参加者の物語。
2つの物語を巧みに展開していく手腕はお見事。
そしてこの同時展開の2つの物語の意外な真実に驚嘆でしたね。

2つの物語の同時展開も面白かったのですが、
前作のような”密室劇”という印象が薄くなってしまった気がします。

そして一番の驚きは、意外なる継承者
奴は最前列で見ている」を予想外のアイデアで実行してました。

シリーズ作品は前作を超えられるかがカギとなってしまいます。
この『ソウ』シリーズも”1”のほうがインパクトありすぎて分がありました。
でも”2”も若干劣りますが、それでもラストはお見事でした。
さて”3”があるのかが気になるところですが、
個人的には”2”で完結させたほうがいいような気もします。

『ソウ』レビュー


【上映時間】100 分
【製作国】アメリカ
【主な出演】
  ドニー・ウォールバーグ:エリック・マシューズ
  ショウニー・スミス:アマンダ
  トビン・ベル:ジグソウ
  フランキー・G:ザヴィエル
  グレン・プラマー:ジョナス
  ディナ・メイヤー:ケリー
  エマニュエル・ヴォージア:アディソン
  ビヴァリー・ミッチェル:ローラ
  エリック・ナドセン:ダニエル
【監督】ダーレン・リン・バウズマン
【製作】マーク・バーグ/グレッグ・ホフマン/オーレン・クールズ
【脚本】ダーレン・リン・バウズマン/リー・ワネル
【公式サイト】http://saw2.jp/
posted by レオン at 11:57 | Comment(1) | TrackBack(1) | 【洋画さ行】

【タイフーン TYPHOON】(2005) 「男の生き様を見よ!」


【キーワード】
『家族という絆』 『友情という絆』 『逃げる奴、追う奴』  
『渋い男の魅力』 『舞台は海』 『韓流作品』
『メッセージ・・・、手紙・メール・留守番電話etc』 

【評価】★★★★=2点 ☆=1点)
タイフーン
米軍の秘密兵器を輸送していた船舶が海賊に強奪された。
その海賊集団のリーダーのシンの追跡命令が海軍大尉カン・セジョンに秘密裏に下された。
シンを調査していてシンの生き別れた姉ミンジュの存在を知ったセジョンは、
シンと言う男がかつて北朝鮮から亡命を希望しながらも、
韓国に拒否され家族を失ったチェ・ミンシンという事実を知った。
シンは傷ついた姉と共に海賊仲間と別れ、朝鮮半島への復讐をはじめようとしていた。
そしてシンの計画に気がついたセジョンは、非公式の作戦の決行を決意した。
時代が違っていれば、もしかすると親友になっていたかもしれない2人の男の物語。


かつて『JSA』、『ブラザーフッド』、『友へ チング』など男達のドラマが描かれ、
そして再び私の心を揺さぶるほどの男達のドラマが濃縮された作品がまた1つ誕生しました。
その名は『タイフーン』。
あの『友へ チング』のクァク・キョンテク監督とチャン・ドンゴンが再びコンビを組みました。


印象的なところは・・・。ぴかぴか(新しい)
●シンとミョンジュの再会。
※思わず涙があふれてくる再会でしたもうやだ〜(悲しい顔)
●セジョンが綴った母への手紙。
※シンに対する本音や父への想いに胸が熱くなりましたもうやだ〜(悲しい顔)
●シンVSセジョンの最後の戦い。
※互いの身体に突き刺さるナイフが痛〜いふらふら
●シンの最期の台詞。
※思わずセジョンにこぼした本音の続きが、メチャメチャ気になります。
●南への手紙を作成している幼いシンとミョンジュ。
※微笑ましく温かなシーンでしたわーい(嬉しい顔)
●爆炎の中で静かに眠るシン。
※あえて細かな表情がわからない撮り方も最高でしたるんるん
●トイレでの暗殺シーン。
※全ての想いを込めた一撃どんっ(衝撃)に、様々な感情を感じましたふらふら

残念なところは・・・。むかっ(怒り)
●最後にミョンジュをボートに乗せてシンが海に出るシーンがありますが、
 このシーンの時系列がイマイチわかりませんでした。
 もしもシンがセジョンとの戦いで生死不明になっていて、
 このシーンで眠る姉と共に瀕死のシンが海に出るって感じで作られていたら、
 メッチャ号泣のシーンになっていたと思いました。
●海賊行為のシーンが少なすぎる。


思わず”カッコイイ”と思ってしまうほど魅力的なシンとセジョンというキャラクター。
そしてそれを演じた二人の男優、チャン・ドンゴンとイ・ジョンジェ。
南北の朝鮮半島を憎むシンを演じたチャン・ドンゴンは、
友へ チング』でその存在を知り、一気に惚れてしまった男優です。
誰よりも熱いモノを心に秘めたその演技力が好きになってしまいました。
彼は過去の作品でアイドル的な感じだったりもしているようですが、
個人的には男臭さのある魅力的な役を演じる作品はチェックしようと思っています。
今作ではダイエットまでして挑んだとありましたが、まさに切れ味鋭い眼光とオーラを感じました。

そしてそのチャン・ドンゴンを追うセジョンを演じたのがイ・ジョンジェ
彼の印象は『イルマーレ』や『ラスト・プレゼント』のようにラブストーリー主体でした。
今作では見事にその印象を打ち破ってくれましたね。
彼の”男”の魅力を感じる今後の作品への出演に期待してみたい。

そんな2人の最後の決闘は見応え十分、迫力満点exclamation×2
まさに互いの信念と誇りの激突でした。


さて物語は個人的に好きなテーマの”家族”を中心に”南北問題”や”復讐”などのテーマがあり、
そして”男の友情”という隠し味的なものもあって楽しみにしてました。
もちろん十二分に堪能できました。

オープニングの海賊行為は良かったですね。
シンの強烈な印象を植え付けるインパクトがありました。
シンとセジョンの最初の接触シーンもカッコよく、その後の接触も惹かれました。
追う者”と”追われる者”が上手く描かれていたと思います。

シンの海賊仲間の2人も良い味出していましたね。
スナイパーの男もクールでカッコ良かったし、弟分みたいなキャラも良かった。
この2人とシンのやり取りをもう少し観たかった気もします。

作中に出てくるセジョンの母への手紙に綴られた想いに泣きましたね。
そしてセジョンの本音と同じことをシンが最期につぶやきかけたのにも、
胸が熱くなってしまいましたよ。
もし時代がほんの少しズレていたら・・・と、切なさが心の奥に染みこんできました。

とにかくこの作品で描かれる男の生き様に酔いしれてほしいと思う。
いや、「男ならば見るべしexclamation×2」と言いたくなる1品でした。

【上映時間】124 分
【製作国】韓国
【主な出演】
  チャン・ドンゴン:シン/チェ・ミョンシン
  イ・ジョンジェ:カン・セジョン
  イ・ミヨン:チェ・ミョンジュ
【監督】クァク・キョンテク
【脚本】クァク・キョンテク
【音楽】キム・ヒョンソク[音楽]
【公式サイト】http://www.typhoon-movie.jp/
posted by レオン at 11:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 【洋画た行】

2006年04月15日

『スポーツ』

キーワード『スポーツ』 【作品リスト】
posted by レオン at 11:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 【洋画か行】

【ウィンブルドン】(2004)「恋とスポーツの融合」


【キーワード】
『楽しい恋愛』 『スポーツ』

■彼女は彗星のように
 彼はドラマチックに
 偶然の出会いが、恋の始まり

【評価】★★★=2点 ☆=1点)
ウィンブルドン
かつて世界ランキング11位まで登り詰めたイギリス人のピーターも、
今では119位の現状に今回のウィンブルドン大会で引退を決意していた。
そんな彼は大会中に、優勝候補の一人として注目を浴びる新進気鋭の
アメリカ人リジーと出会う。
一瞬で恋に落ちたピーターは、その恋によってエネルギーを与えられたのか、
大会を勝ち進んでいくのだった。
最初は気楽な恋のつもりだったリジーも次第にピーターにのめり込んでいく。
テニスの聖地”ウィンブルドン”を舞台に描かれる恋物語の結末はどうなるのか??


ノッティング・ヒルの恋人』、『ブリジット・ジョーンズの日記』、『ラブ・アクチュアリー』の
製作者達がまた1つ良質のラブ・ストーリーを作ってくれました。
テニスと恋愛を上手に融合させてましたね。

印象的なところは・・・。ぴかぴか(新しい)
●彗星を見上げてキスシーン揺れるハート
※その前のテニスの真似事からキスへの流れが素敵でしたね。
●決勝直前のインタビューでの告白黒ハート
※素直に伝えたピーターの誠意がいいね。
●ピーターの頑張りに思わずガッツポーズをするリジーの父親。
※わずかな瞬間のシーンでしたが、爆笑しちゃいました。わーい(嬉しい顔)
●アットホームなラストシーン。
※最高のハッピーエンドでしたるんるん

残念なところは・・・。むかっ(怒り)
●リジーとピーターが関係を持つ展開がずいぶんアッサリしてたなー。
●リジーの父親にはもっと活躍してほしかった。
●ピーターの挫折感がもっと欲しかった。
●試合のシーンが少なくて、盛り上がりに欠けた。
●彗星の意味がイマイチないような・・・。

それにしてもよく考えたらすごいストーリーだったと思います。
だってテニスの大会でも重要な4大大会の1つ全英で、恋愛モードに突入しちゃうんですからね。
しかも主人公のピーターは現役最後の大会だし。
必死な状況や危険な状況でも、男って愛揺れるハートに生きたいですからね(笑)わーい(嬉しい顔)
恋愛方向に重視されていたので、試合方向のストーリー省略されているのが残念でした。
特に親友でもあるワルドウ戦の試合をもっと見たかった。
このようなスポーツ作品にありがちな怪我のアクシデント。
それらしきものがあったのですが、何事もなく進んでしまって盛り上がりに欠けちゃったかな。

正直、こんなにも勝ちあがれるのか??
とツッコミしたいところではありますが・・・。

さてリジーとピーターの恋愛模様ですが・・・。
2人の出会いは爆笑わーい(嬉しい顔)
リジーはもっと驚いてもいいんじゃないの?
次第に深くのめり込んでいく2人の恋愛の過程も良かった。

ピーターの両親の恋愛も笑えましたねわーい(嬉しい顔)

最後はどんなエンディングを迎えるのかと思っていたら、最高のハッピーエンドるんるん
オープニングからエンディングまで、気軽に楽しめました。


不思議なことにリジーを演じたキルスティン・ダンスト可愛く見えました(笑)


よく考えたらテニスを題材にした映画って記憶にありません。
でも今回はボールをCGで描くことによって、迫力あるプレイシーンが作られていました。
これも技術の発達のした現在だからこそ生まれることのできた映画ですよね。
それだけに試合のシーンの熱戦を見たかったです。

今度はこの技術を使って、純粋なスポーツ青春作品を誕生させてほしいです。

【上映時間】99 分
【製作国】イギリス/フランス
【主な出演】
  キルスティン・ダンスト :リジー・ブラッドベリー
  ポール・ベタニー:ピーター・コルト
  ニコライ・コスター=ワルドウ:ディーター・プロル
  ジョン・ファヴロー:ロン・ロス
  サム・ニール:デニス・ブラッドベリー
  オースティン・ニコルズ:ジェイク・ハモンド
【監督】リチャード・ロンクレイン
【製作】ライザ・チェイシン/エリック・フェルナー/メアリー・リチャーズ
【製作総指揮】ティム・ビーヴァン/デブラ・ヘイワード/デヴィッド・リヴィングストン
【脚本】アダム・ブルックス/ジェニファー・フラケット/マーク・レヴィン
【音楽】エドワード・シェアマー
【公式サイト】http://www.uipjapan.com/wimbledon/index.htm
posted by レオン at 11:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 【洋画あ行】

2006年04月03日

【NANA】(2005)「ナナと奈々」


【キーワード】
『漫画原作』 『友情という絆』 『あぁ、青春の日々』

■夢を歌う。
 夢に恋する。
 そして、二人は夢を奏でていく。

【評価】★★★☆=2点 ☆=1点)
NANA
上京する新幹線の中で出会った2人の20歳の女の子。
偶然にも2人の名前は同じナナと奈々。
引越し先のアパートで偶然にも再会した2人は707号室で同居することに。
対照的な奈々とナナだったが、次第に2人の友情は深まっていった。


NANAブームが世間を騒がせてくれましたね。
矢沢あい原作の話題の『NANA』の実写版。
原作も読んでいないし、個人的に漫画原作で実写化して満足した作品がなかっただけに、
この『NANA』も「失敗しなかったらいいのに」って程度しか思っていませんでした。
しか〜し!!
これが意外(笑)に面白かったです。わーい(嬉しい顔)
原作を読みたくなってしまいました。
原作を読んだらこの実写版の納得いかないところが出てきそうな気もしますが、
原作未読の段階では個人的に面白いと言いましょう。


印象的なところ・・・。ぴかぴか(新しい)
●曲が終わって手を握るナナとハチ。
※友情だexclamation
雪雪化粧のプラットホームで崩れ落ちるナナ。
※突っぱねる心の奥の脆さが上手に描かれていました。
●ハチの満面の笑み。わーい(嬉しい顔)
※めっちゃキュ〜トハートたち(複数ハート)
●エレベーター前でナナを抱きしめるレン。
※ただ何も言わずギュッと抱きしめてやらなくっちゃね。
●失恋してベッドで泣きじゃくるもうやだ〜(悲しい顔)ハチに添い寝するナナ。
※このシーン好きexclamation
●ハチの失恋シーンで吼えるナナ。
※カッコイイぞexclamation ナナ。


残念なところは・・・。むかっ(怒り)
●レンとシンのキャスティングがイマイチな感じ。
●レンとナナがあっさり仲直りしちゃっているのがあっけない感じ。
●ハチの物語が失恋で終わっちゃっているのが物足りない。
●レイラのシーンが少なすぎ。
●ナナの唄うシーンも少なすぎ。


意地と誇りを持ってクールに生きる女性ナナ。
そして明るく元気で恋愛に生きる女性ハチ(奈々)。
2人の正反対な性格が上手に絡み合って素敵な友情が描かれていました。
ナナはハチをしっかりと支えてあげていたし、そんなナナをハチは温かく包み込んでいて、
2人の友情が素敵でした。


やっぱり重要なのは主人公ナナとハチのキャスティングでしたが、お見事!
ナナを演じた中島美嘉はイメージがピッタリな部分も良かったし、
歌手なだけあって唄うシーンは迫力満点
見事な男っぷりな感じの台詞口調はお見事でしたが、繊細な演技力は難しいところでしたけどね。
でも演技力ならハチを演じた宮崎あおい
彼女も天真爛漫なイメージがピッタリな感じだった。
それ以上にその演技力とあの笑顔はさすがです。
宮崎あおい作品は初めてでしたが、彼女の魅力に惹かれてしまいそうです。

ストーリーは原作に忠実に作られているらしいのですが、
実写化だけあって削っている原作シーンが気になってしまいます。
だってハチの失恋が悲しかったのに「あれで終わり?」って感じで気になったし、
あんな別れをしたナナとレンがずいぶんアッサリと元に戻ったなーって拍子抜け
密かにレイラに期待していたけど、歌と1つの台詞で終わって残念。


すごくハッピーエンドだったけど、哀しいラストで終わっても面白いと思ってしまいました。
(すみません。個人的に切ないのが好きなもので・・・)

続編があるそうですが期待度大ですね。

【上映時間】114 分
【製作国】日本
【主な出演】
  中島美嘉:大崎ナナ
  宮崎あおい:小松奈々(ハチ)
  松田龍平:本城蓮(レン)
  成宮寛貴:寺島伸夫(ノブ)
  玉山鉄二:一ノ瀬巧(タクミ)
  丸山智己:高木泰士(ヤス)
  松山ケンイチ:岡崎真一(シン)
  平岡祐太:遠藤章司
  サエコ:川村幸子
  伊藤由奈:レイラ
  水谷百輔:藤枝直樹(ナオキ)
  能世あんな:早乙女淳子
  高山猛久:高倉京介
【監督】大谷健太郎
【製作】近藤邦勝
【原作】矢沢あい『NANA』
【脚本】浅野妙子/大谷健太郎
【音楽】上田禎
【公式サイト】http://www.nana-movie.com/
posted by レオン at 21:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 【邦画】
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