2006年10月29日

【ティム・バートンのコープスブライド】(2005) 「死んでいても感じる心の痛み」


【キーワード】
『哀しい恋愛』 『ジョニー・デップ』

■ホネまで愛してくれますか?

【評価】★★★★=2点 ☆=1点)
ティム・バートンのコープス・ブライド
親の言いなりとなって結婚することになったビクターとビクトリア。
しかし結婚前日の夜に、ビクターは森の中で本番の練習として結婚の言葉を誓う。
そんなビクターの言葉を信じて結婚の未練を残して死んだエミリーが、
ビクターを強引に死者の世界に連れ去ってしまうのだった。


人形を使ったこの作品。
その人形のデザインが好みじゃないし、怖そうな雰囲気があったので見ていなかったのですが、
たまたま予告を拝見するとなんだか愛の物語っぽい感じ。
ジョニー・デップが声の出演もしているということもありますし、とりあえず観てみました。
すると・・・、観たのは大正解
とってもとっても素敵な愛の物語揺れるハート


印象的なところ・・・。ぴかぴか(新しい)
●ピアノシーン。
※ビクトリアとの出会いも良かったし、エミリーと心が通じ合うのも良かった。
●バンドマンの演奏。
※歌の内容は哀しいのに、その演奏はメッチャ楽しかったわーい(嬉しい顔)
●ビクターを愛しているゆえに身を引くエミリー。
※何回見ても泣けますもうやだ〜(悲しい顔)
●コロコロ転がる犬。
※可愛い〜〜るんるん

残念なところ・・・。むかっ(怒り)
●作品の時間が短いのが残念。
●ビクター×ビクトリアのエピソードがイマイチ少ないんだよね。



最初はミュージカルっぽく踊って歌ってとしていたので、
そういう作品なのかと思ってしまいました。
 ※ミュージカルって苦手なんですよ。
それに人形の顔もちょっぴり怖い感じ。
だけど不思議なことに物語が進んでくと、
だんだん全てのキャラが可愛らしく見えてきちゃいますわーい(嬉しい顔)
特に骨だけの犬がメッチャ可愛いんですよexclamation

個人的にはガイコツのバンドマンがエミリーの悲しい過去を歌うシーンは大好きでした。
自分達の骨を使った楽器演奏が最高に楽しかったよわーい(嬉しい顔)

そして問題の”コープス・ブライド”エミリー。
不気味な顔立ちなんですが、クライマックスにはすっごく可愛く見えちゃいます。
特にビクトリアの姿を見つけて身を引く彼女は素敵でしたよ。
死んでいるけど、目玉は時々取れちゃうけど、素敵なイイ女でした。
心臓は動いていなくても感じてしまう心の痛み
たらーっ(汗)するエミリーをは観ていて辛かったですふらふら


生者死者の2人に挟まれたビクター。
エミリーのために毒薬を飲もうとするビクターもカッコイイグッド(上向き矢印)
命を失ってもエミリーを愛そうとするその心は本物ですね。
エミリーとビクターのピアノシーンもとっても素敵。
そのメロディるんるんが切なくそして温かでしたわーい(嬉しい顔)


結婚の夢を奪われたエミリー。
その夢が叶う直前で、今度は自分がその夢を奪う側にいることに気づくエミリー。
彼女の決断と、そっとつぶやく愛の言葉に涙です・・・もうやだ〜(悲しい顔)
素敵な愛の物語黒ハート
命の有無は関係ない、もはや生死を越えたこれも1つの愛の物語。
結婚は出来なくてもビクターに出逢えたことは、
エミリーにとって幸せなことだったと思います。

結婚に縛られた哀しき”コープス・ブライド”。
無数の蝶となり美しく輝く月満月の光に導かれ自由に飛び立つエミリーにひたすら感動だね。
生まれ変わったら本当に幸せになってほしいものです。


異色な恋愛映画としておススメしちゃいます。


こんな作品を描き出したティム・バートン恐るべし。
こうなると同様の人形作品『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』が気になってしまいます。

それにしても巧みに動く人形の技術力美術力に感心しましたわーい(嬉しい顔)
日本もこんな人形作品を作ってもらいたいですね。

【上映時間】77分
【製作国】イギリス
【主な声の出演】
  ジョニー・デップ:ビクター
  ヘレナ・ボナム=カーター:エミリー(コープス・ブライド)
  エミリー・ワトソン:ビクトリア
【監督】ティム・バートン/マイク・ジョンソン
【製作】アリソン・アベイト/ティム・バートン
【製作総指揮】ジェフリー・オーバック/ジョー・ランフト
【脚本】パメラ・ペトラー/キャロライン・トンプソン/ジョン・オーガスト
【音楽」ダニー・エルフマン
【公式サイト】http://www.corpse-bride.jp/
posted by レオン at 22:23 | Comment(0) | TrackBack(1) | 【アニメ】

2006年10月08日

【ルパン】(2004)「これが本家ルパンだ!」


【キーワード】
『プロフェッショナルな犯罪者』 『逃げる奴、追う奴』 『真実はいったい・・・』

■華麗に、大胆に、スマートに!

【評価】★★★☆=2点 ☆=1点)
ルパン
少年アルセーヌ・ルパンは、泥棒だった父の指示で公爵夫人が所有する首飾りを盗み出す。
その首飾りを受け取り逃亡したはずの父は翌朝したいとなって発見された。
20歳となり怪盗として成長したルパンは偶然にも従妹のクラリスと再会した。
だがある日、捕われのカリオストロ伯爵夫人を救出したことによりルパンの運命は急展開。
それは死んだ父親の真実へと繋がっていく。


怪盗ルパンが華麗に参上るんるん
と言ってもルパン三世じゃなくって、アルセーヌ・ルパンのほう。
アルセーヌ・ルパンのほうは小説を読んでいないので詳しくは知りません。
ルパン三世で有名なクラリス、カリオストロがでてきましたね。
元々本家ルパンから頂いた名称だったのでしょうか?
それにしても生誕100周年で製作されただけあって、楽しかったです。


印象的なところ・・・。ぴかぴか(新しい)
●妻を失い、子供をさらわれ崩れ落ちるルパン。
※こんな結末にビックリですよがく〜(落胆した顔)
●カフェ爆破どんっ(衝撃)
※緊迫の惨状に驚きがく〜(落胆した顔)
●成長した息子とルパンの対峙。
※メッチャ緊迫しましたふらふら
●クラリス殺害&息子誘拐。
※ルパンが悲惨だもうやだ〜(悲しい顔)


残念なところ・・・。むかっ(怒り)
●格闘を含めアクションがイマイチかな。
●もう少し謎解き部分に力を入れてほしいかな。


最初はどんなものかと思ってました。
これがまた観ているうちにドンドンとルパンの世界に引きずり込まれましたねー。


今回のストーリーは原作シリーズから何冊にも渡り名場面を抜き取っているらしく、
おかげで中途半端だというご指摘を受けたりもしているらしいのですが、
生粋のルパンファンではない私にとっては、中途半端って感じはしませんでした。
逆に次から次へと観るものを引き込ませる魅力に感じました。
ただいつの間にか子供が生まれていたり、
いつの間にか子供が成長しているのはビックリ。
もう少し時間経過がわかりやすくしてほしかった気もします。


キャラ的にはルパンは最初「???」って感じでしたが、
クラリスと結婚後のルパンの姿はイメージにピッタリです。
クラリスはルパンにはもったいないぐらい素敵。
でも出番がほとんどないうえに、悲しい結末・・・、可哀想ですよもうやだ〜(悲しい顔)
ボーマニャンはいい味出してましたねー。
冷酷&不死身っぷりがなかなかのもの。
まさかまさかのその正体にビックリですよ。
その最期は無残なものでしたふらふら
そしてカリオストロ伯爵夫人ジョセフィーヌ・・・、恐るべき魔女exclamation
私も騙されちゃいました(笑)わーい(嬉しい顔)
最初は素敵な女性でしたが、次第に恐るべき魔女の本性が・・・。
こ、怖すぎますがく〜(落胆した顔)
個人的にはジョセフィーヌの部下の男が好きでしたねー。
あの最期も悲しかったですふらふら


オープニングでいきなり父親に泥棒疑惑。
アッサリ親父は泥棒と認めて、ちゃっかり息子にその手伝いさせちゃうのは爆笑。
というか自分で盗まんかいexclamationとツッコミたい(笑)わーい(嬉しい顔)
そして奥さんと息子残して逃げちゃうの??とビックリしたら、急展開。
いきなり逃亡した親父の遺体発見がく〜(落胆した顔)
誰が殺した??」と思いつつ・・・。
悲しみを背負った幼少のルパンは、華麗なる泥棒として成長しちゃいました。


母親との死別シーンは哀しかったふらふら
飛び出して母親を抱きしめることのできない歯がゆさが辛かったーもうやだ〜(悲しい顔)
追われている犯罪者ゆえの苦しさですね。

クラリスといい感じだったのにジョセフィーヌに溺れてしまうのは女好きハートたち(複数ハート)ですよね。
でもこのジョセフィーヌとの出会いが、ルパンの運命を大きく動かしました。


フランス王家の財宝を求めての大冒険スタートexclamation×2
ルーブル美術館、灯台、仮面舞踏会などなど様々な舞台での駆け引き、アクション。
2転グッド(上向き矢印)3転バッド(下向き矢印)する展開は面白いですわーい(嬉しい顔)
メインで活躍するルパンカリオストロ伯爵婦人のジョセフィーヌボーマニャン
この三者三様がそれぞれの思惑で物語を楽しませてくれました。
特にボーマニャンはそれほど重要視していなかったのですが、まさかあんなに活躍するとは・・・。


遂に宿敵を罠にハメて、十字架のカラクリを暴いたルパン。
財宝の眠る地で待っていたのはボーマニャン。
そして語られる父親殺害の真相
それまで父親殺害の夢で犯人が移り変わっていましたが、語られた真実には驚きがく〜(落胆した顔)
個人的には親父さんはいい泥棒だったと信じていただけに、ちょっぴり嫌な真相でした。
結局両親2人共に後味の悪い決別だったルパンが悲惨です。


それから一気に時間がたって子供誕生にはビックリ。
クラリスと幸せに暮らしながらも気ままな泥棒生活をしていたルパンを待っていたのは
クラリスの遺体がく〜(落胆した顔)
ジョセフィーヌの魔の手がクラリスを襲った瞬間はショーーックexclamation×2
目の前で息子をジョセフィーヌに誘拐されて絶望を味わうルパン。
この展開はこれまた驚きで、もうハラハラドキドキです。
そしてアルセーヌ・ルパンとしての身分証を燃やし、別人として生きるルパンの姿に涙もうやだ〜(悲しい顔)



そして偶然にも立派に成長した息子ジャンとの再会は、ジョセフィーヌが爆破暗殺の目論み中。
新たな3人の再会。
ジョセフィーヌが見つめる中、姿をくらますルパン
うわーー、気になる終わり方ですよふらふら
と言うかこれってシリーズ作品だったのですかexclamation&question

騙し騙され追いつ追われて、巧みな展開は存分に楽しめましたわーい(嬉しい顔)
ただルパンがやられすぎかなって気もしますが、相手が強敵ですから仕方がないですよね。
十字架のカラクリも良かったと思います。
ラブロマンスにそれほど比重を掛けずに、上手く描いていたと思います。
アクションの出来は仕方がないですが、話のテンポは楽しめました。
クライマックスに向けてドンドン加速ダッシュ(走り出すさま)していく展開は面白かったです。

後半のクライマックスではどこでエンディングにしても良かった気もします。
「いつ終わるの? いつエンディング??」と気になっちゃいましたわーい(嬉しい顔)
とことん引っ張ったエンディングのわりにはグダグダにならず、絶妙なラストでした。

それにしても続編はやってくれるのでしょうか?
いや、このラストなら続編をやらなかったら怒りますよわーい(嬉しい顔)

【上映時間】132分
【製作国】フランス/イタリア/スペイン/イギリス
【主な出演】
  ロマン・デュリス:アルセーヌ・ルパン
  クリスティン・スコット・トーマス:ジョセフィーヌ=カリオストロ伯爵夫人
  パスカル・グレゴリー:ボーマニャン
  エヴァ・グリーン:クラリス
【監督】ジャン=ポール・サロメ
【製作】ステファーヌ・マルシル
【原作】モーリス・ルブラン
【脚本】ジャン=ポール・サロメ/ローラン・ヴァショー
【音楽】デビー・ワイズマン
【公式サイト】http://www.arsene-lupin.jp/
posted by レオン at 19:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 【洋画ら行】

2006年10月01日

【イン・ハー・シューズ】(2005)「あなたはどんな”靴”を見つけましたか?」


【キーワード】
『家族という絆』 『キャメロン・ディアス』

■私たちは何度もすりむいて、自分だけの“靴”をみつける。

【評価】★★★=2点 ☆=1点)
イン・ハー・シューズ
抜群のスタイルと美貌を持ちながら難読症がコンプレックスになっているマギー。
マギーの姉のローズは弁護士として成功を収めているものの、
自分の容姿に自信が持てないでいる。
ある時、マギーはローズの恋人にちょっかいを出して家から追い出されてしまった。
そんなマギーは亡くなった母方の祖母エラのもとをたずねたのだった。



久々にキャメロン・ディアスの新作を観ました。
歳を取ったなってを密かに感じてしまいましたが、
相変わらずキュート揺れるハートな魅力でしたねわーい(嬉しい顔)


印象的なところ・・・。ぴかぴか(新しい)
●”Aプラス”の評価をもらったマギーの笑顔。
※可愛い笑顔です。
●ローズへの詩の朗読。
※成長したねマギー。
●エラとルイスのキス。
※メッチャ素敵るんるん
●ローズとサイモンのキスの向こう側で微笑むマギー。
※ナイスなカメラアングル。

残念なところ・・・。むかっ(怒り)
●マギーとローズの少女時代のエピソードがもっとほしかった。
●靴がそれほど前面に出てこなかったな。


もっとラブ・ストーリーしてるのかなって思っていました。
前半は破天荒な妹真面目な姉のぶつかり合いながらも幸せな日々。
妙にセクシーな姿のキャメロン・ディアスにドキドキハートたち(複数ハート)
中盤は妹のしてはいけない行為にキレる姉、そして離ればなれになる姉妹。
それから物語的に大きな変化がなくちょっとダルく感じてしまいました。
でも後半は一気に巻き返しましたねー。
時間はゆったりと流れる雰囲気で、優しい温かさがジワリと包み込んできました。


前半のキュートでセクシーなマギーは、いつものキャメロン・ディアスな雰囲気です。
でも後半のマギーは前半と対照的で、新しいキャメロン・ディアスの魅力を感じ。
違う意味でキュートでした。
それにしてもマギーのセクシーボディで水着を着られちゃ、
おじいさん達には目の毒でしょう(笑)


難読症で満足に文字も読めず、勉強もまったくダメなマギー。
マギーにとって祖母のエラとの出会い、そして元教授のおじいさんとの出会い、
老人ホームで楽しく温かく暮らす人々との出会いが、
彼女を変えていくのがすごく伝わってきました。
人とのふれあいって素敵ですね。
そしてこの老人達がマギーよりも1枚も2枚も上手だったのには思わずニヤリ(笑)わーい(嬉しい顔)

元教授とマギーの交流は好きでした。
だからおじいさんの死は哀しすぎましたふらふら
マギーがおばあさんに洋服をコーディネートしてあげるシーンも素敵だった。
楽しそうにダンスを満喫する老人達も素敵でしたわーい(嬉しい顔)



ローズは最初は真面目すぎてイマイチ魅力にかけていました。
でも哀しい失恋があり、新しい仕事をしてみてドンドン変化していきましたね。
後半に進むにつれて、ドンドン素敵な魅力を感じていくんです。


ローズを見送った後のマギーがまだ楽しく踊るみんなの下に歩いていくラストは最高exclamation
これからもマギーは老人たちと楽しく、ときには寂しい様々な経験をしていくのでしょうね。


でも””をキーアイテムとして、もう少し各エピソードに引っ掛けてほしかったです。
姉妹同士の靴のプレゼントなんてエピソードがあっても面白かったかも・・・。
だから前半のマギーが次々と靴を履き替えるシーンは楽しかったです。

【上映時間】131分
【製作国】アメリカ
【主な出演】
  キャメロン・ディアス:マギー・フェラー
  トニ・コレット:ローズ・フェラー
  シャーリー・マクレーン:エラ・ハーシュ
  マーク・フォイアスタイン:サイモン・スタイン
【監督】カーティス・ハンソン
【製作】リサ・エルジー/キャロル・フェネロン/カーティス・ハンソン/リドリー・スコット
【製作総指揮】トニー・スコット
【原作】ジェニファー・ウェイナー『イン・ハー・シューズ』
【脚本】スザンナ・グラント
【音楽】マーク・アイシャム
【公式サイト】http://www.foxjapan.com/movies/inhershoes/
posted by レオン at 00:49 | Comment(2) | TrackBack(2) | 【洋画あ行】
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