■蟻だって一生に一度輝く時がある。
【評価】★★(★=2点 ☆=1点)

働きアリのジーは、自分の道が他にもあると信じる夢想家。
ある日、バーにお忍びでやってきた王女バーラにひと目惚れしたことから運命は動き出す。
戦争に行ったり、英雄として迎えられたり、成り行きでバーラをさらって逃亡。
そしてバーラと共に夢の世界”インセクトピア”に行き着いた。
しかしそんな二人を追うマンディブル将軍の野望を知り、ジーはバーラと仲間を助けようとする。
ドリームワークスが手がけた昆虫世界。
いやー、リアルな映像にビックリ。

※キャラがちょっとリアルすぎる・・・。
でもでもいつの間にか、そのキャラたちが愛くるしくなっていくから不思議なものです。
印象的なところは・・・。

●ウィーバーが1人で巨大ハシゴを支えるシーン。
※ウィーバーがカッコイイねー。
●靴の底にガムでついてしまうシーン。
※すごいアクションでしたね。
●虫メガネのシーン。
※とんでもない破壊力


●シロアリとの戦いで死んでいくバルベータスとの別れ。
※あまりの無残な姿が悲しすぎます。

●アリのダンス。
※まったくの同じ動きに、さすがアリって思いました。
残念なところは・・・。

●キャラがリアルすぎ(笑)

●他の昆虫たちも、もっと描いてほしかったな。
ストーリーはアリの世界を上手に描いていたと思います。
笑い、涙、ロマンス、冒険などをそれなりにミックスさせていましたね。
ただどれも凄く良いというほどでもないので、評価的にはこんなものです。
気になったのは、ウィーバーがスタローンにしか見えませんでした(笑)

※ウィーバーにもっと活躍してほしかったー。
夢の世界”インセクトピア”が人間にとっては、ただのゴミ捨て場だったけど、されどゴミ捨て場。
小さな昆虫世界にとっては、まさに夢の世界

遊園地のように描かれていれ、メッチャ楽しそうでした。
ごみ捨て場・缶ジュース・靴・虫メガネ・・・、
人間にとってごく普通の存在や大きさも、昆虫世界には巨大で大冒険の世界だと
思わせてくれました。
もしかすると今もどこかで『マトリックス』以上の大アクション、
『インディー・ジョーンズ』以上の大冒険、
『ニュー・シネマ・パラダイス』以上の感動、
『ノッティングヒルの恋人』以上のロマンス、
『ハンニバル』以上のサスペンスが繰り広げられているかもしれませんね。
※ただし昆虫というミクロな世界ですけど・・・(笑)

【上映時間】83 分
【製作国】アメリカ
【主な声の出演】
ウディ・アレン:ジー
シャロン・ストーン:バーラ王女
シルヴェスター・スタローン:ウィーバー
ジーン・ハックマン:マンディブル将軍
アン・バンクロフト:女王蟻
クリストファー・ウォーケン:カーター
ダン・エイクロイド
ジェニファー・ロペス
ダニー・グローヴァー
【監督】エリック・ダーネル/ティム・ジョンソン Tim Johnson
【製作】ブラッド・ルイス/アーロン・ワーナー/パティ・ウートン Patty Wooton
【脚本】トッド・アルコット/クリス・ワイツ/ポール・ワイツ Paul Weitz
【音楽】ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ/ジョン・パウエル John Powell